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中古マンションを有利な条件で売却する戦術

中古マンションを有利な条件で売却する戦術

2024年07月28日 17:44

■中古マンションを有利な条件で売却する戦術


中古マンションを売却する際、何も対策しないのと積極的に対策をするのとでは大きな差が出ます。


具体的な対策として、不動産会社による買取り査定、購入希望者による見学時に気をつけるポイントについてご紹介をしていきます。


マンションの売却戦術

1.清潔感など対策が可能なことは実践する

中古のマンションや一戸建ての見学においては、第一印象が大変重要になってきます。


清潔感があり、快適な空間と感じてもらえることが理想です。

 

部屋の中を無理に飾り付けたりする必要はありませんが、あちらこちらにホコリがたまっていたり、雑然と物が溢れているような状態はアウトです。


整理整頓を心がけ、水回りなどの掃除はこまめにするようにしましょう。

 

快適な空間だと感じてもらうためには、部屋の明るさや開放感などもポイントになります。


部屋の明るさや開放感は変えることができないと考えるのではなく、日光が入ってくる場所に家具など物を置かないようにしたり、カーテンや窓を開けて明るさや広がりを感じられるようにするなどの演出もおすすめです。


また、購入希望者の見学の間だけでも室内の照明器具を全部つけるだけでも大分明るく感じられ、ちょっとした工夫をすることは可能で好印象に繋がると思います。

 

また、不動産会社の査定を高くするためには、床や壁の修復や、キッチン・給湯器などの設備のメンテナンスが重要になってきます。これらは、日常の掃除も含め、日頃から点検・補修を心がけることが大切です。


2.高く売却するためのリフォームは有効か?

リフォームを行ったとしても、リフォームのために使った費用の分だけ売却価格が上がるとは限りません。


リフォームは、かかったコストと売却価格への影響を考慮して、慎重に決定する必要があります。

 

また、ちょっとした工夫でお部屋の印象や売却価値が変わることもあります。


小さな傷や汚れの補修であれば、自分で行うことが可能な場合もあります。自分で落とすことができないと思った汚れであっても、市販品の掃除用品などを上手に使うことで落とすことができるケースもあります。

 

しかし、換気扇やエアコンの掃除、その他どうしても落とせない汚れなど、自分で行うことが難しいものについては清掃会社に依頼する方法が検討できますので、遠慮せずに不動産会社の担当者に相談することも大切です。


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3.不動産会社選びも重要なポイント

中古マンションの売却依頼を受けた不動産会社には、「媒介契約」の締結が法律で義務付けられています。「媒介」という言葉に聞き覚えがない方は、「仲介」という言葉に置き換えたほうが分かりやすいと思います。

 

媒介契約の内容は、売却するために不動産会社が行う業務の内容や仲介手数料の取り決めなどになります。


それらを明確にして、円滑な売却が実現できるように、不動産会社にサポートを依頼するわけです。

 

媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。


いずれも、基本的な契約内容は同じですが、それぞれ特徴があります。


どの種類の媒介契約を選択するかは、どのように売却活動を進めていくかなど、考えている売却方針を踏まえて選ぶようにしてください。

 

【一般媒介契約】

複数の不動産会社に同時に仲介を依頼することができる契約で、自分で見つけてきた買主(親戚や知人と直接交渉した場合など)とも、不動産会社を通すことなく契約することができます。他の契約のように、不動産会社に売主に対する義務は発生しません。

 

【専任媒介契約】

仲介を1社の不動産会社にのみ依頼する契約で、他の不動産会社に重ねて仲介を依頼することは禁じられています。しかし、自分で見つけてきた買主(親戚や知人と直接交渉した場合など)とは、不動産会社を通すことなく契約することができます。また、不動産会社は、売主に対して2週間に1回以上、文書又はメールによる業務報告義務が生じます。さらに売却物件を指定流通機構(通称:レインズ)に、7日以内に登録しなければなりません。

 

【専属専任媒介契約】

「専任媒介」とほぼ同様の契約ですが、自分で見つけてきた買主(親戚や知人と直接交渉した場合など)についても、依頼した不動産会社を通して取引することが、契約で義務付けられています。不動産会社は、売主に対して1週間に1回以上、文書又はメールによる業務報告義務が生じます。指定流通機構(通称:レインズ)への物件の登録義務は5日以内になります。

 

また、売却において重要なことは、最も適切にあなたの物件を売却してくれる不動産会社や窓口担当者を選ぶことが重要になってきます。


情報をしっかりと集めて、できるだけ適切な不動産会社や不動産売買の営業経験が10年以上ある窓口担当者を選ぶようにしてください。

 

そして、是非「住宅・不動産業界」に身を置き32年目のベテラン営業マンの「担当:伊藤」へもお声がけいただければ、全力であなたの窓口役として成約に向けて販売活動させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。


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