
不動産業界の2つの制度改正
2024年07月28日 18:19
■不動産業界の2つの制度改正
「住宅インスペクション」
例えば以前は、既存住宅(中古住宅)を購入する際、何千万円の買い物なのに「築年数や見た目」程度で購入を決めることがほとんどでした。
またリフォームの場合でも、傷んできた、使いづらくなった、などの理由で行うことが多く、住まいの状態をチェックした上での、適切なメンテナンスができていないケースも多いのが実状でした。
そのような中、少子高齢化や住宅性能アップにより、既存住宅(中古住宅)のストックが増加し続けています。そのため国は、既存住宅の流通を活性化するための本制度を始めました。流通する住宅の状態を把握できる利点があるため、「 住宅インスペクション」(建物状況調査)のニーズが非常に高まっています。
詳しくは、「担当:伊藤」までお気軽にご相談ください。
「斡旋先の会社」
ジャパンホームシールドFC名古屋店 株式会社新生工務
愛知県名古屋市守山区小幡中1-8-17
052-758-1750
「安心R住宅」
※「安心R住宅」とは、『特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度』のことで、平成30年4月1日より流通が開始されました。
耐震性があり住宅インスペクション済みの既存住宅(中古住宅)をいい、具体的には下記の要件を満たすものです。
ア)耐震性等に基礎的な品質を備えている
・基本的な品質があり「安心」新耐震基準に適合。
インスペクションの結果「既存住宅売買瑕疵保険」の検査基準に適合。
イ)リフォームを実施済み又はリフォーム提案書(費用を 含む)が付いている
・リフォーム工事が実施されていて「きれい」
リフォーム工事を実施していない場合は、費用情報を含むリフォーム提案書がある。
外装・主たる内装、水廻りの写真がある。
ウ)点検記録等の保管状況について情報提供が行われる
・情報が開示されていて「わかりやすい」
広告時の設計図書、点検記録など物件選びに役立つ情報の保管状況が示され、さらに商談時に窓口役の仲介会社へ依頼すると詳細な情報が開示される。
これにより「不安」「汚い」「分からない」という既存住宅(中古住宅)のマイナスイメージを払拭し、安心して購入するための条件を備えた「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅(中古住宅)を「安心R住宅」と言います。
安心R住宅の「R」は ・Reuse「リユース(再利用)」 ・Reform「リフォーム(改装)」 ・Renovation「リノベーション(改修)」のことです。
※詳しくは、国土交通省HP、及び「担当:伊藤」までお気軽にご相談ください。
弊社は、「住宅インスペクション」の専門家のあっせんが可能で、要件を満たす方に対して “無償”で 「住宅インスペクション」を実施し【仲介】を行います。
また、「安心R住宅」の事業者登録をいち早く完了し、『標章使用許諾証明書』を取得した点でも、信頼していただけます。