「熱田区」どんな街?
2024年07月28日 17:12
■「熱田区」どんな街?
(1)熱田神宮がシンボルの街「熱田区」
「熱田区」は、市内の中心部からやや南方向に位置している、神聖な空気感と緑豊かな「熱田神宮」がシンボルの街です。
「熱田区」の面積は8.20k㎡で、2024年7月1日時点における総人口数は67,367人、世帯数は35,563世帯となっています。
もともと、江戸時代には「宮の渡し」があったことから、「宮の渡し公園」内に「七里の渡し船着き場跡」が残るなど、東海道の宿場町として栄えた名残を感じられる歴史的な街でもあります。
「熱田区」内には、名鉄「神宮前」駅からすぐの「熱田神宮」をはじめ、白鳥古墳や高蔵貝塚などの遺跡も点在しており、歴史的・文化的に重要なエリアであるとも言えます。
公共交通機関としては、JR東海道本線や名鉄本線に加え、名古屋市営地下鉄「名城線」および「名港線」が運行しており、名古屋市内の各所へのアクセスも良好です。
また、観光施設や生活の主要施設の移動では、市バスや名鉄バスも便利です。
あと「熱田区」には、デザイン都市としての名古屋のシンボルでもある、「名古屋国際会議場」があり、国際交流の場や、国際会議、各種コンサートなどに利用されています。
「熱田区」周辺の賃貸マンションを中心とした賃貸物件の相場は、1R~1LDKで平均月額家賃が5.8万円程度、2K~2LDKで平均月額家賃が7.3万円程度、ファミリー層向けの3K~3LDK平均月額家賃が8.5万円程度、4K以上の大型物件で平均月額家賃が10.6万円程度となっています。
新築分譲マンションについては、地下鉄名城線「伝馬町(※熱田神宮伝馬町)」駅や地下鉄名港線「六番町」駅周辺に、次々に新たな物件が建設されているイメージがあります。
中古マンションに関しては、駅近物件の在庫数は割と豊富にあり、タイミングや間取り/築年数にもよりますが、ある程度ニーズに叶う物件はありそうです。
将来の予定や家族計画についてお考えいただき、そのライフプランに合わせて是非マイホームをお探しすることをおすすめいたします。
(2)熱田神宮のちょっとだけ豆知識
「熱田神宮」は“三種の神器”のうちのひとつ、『草薙の剣(くさなぎのつるぎ)』を祀っているそうです。
“三種の神器”とは、「平成」から「令和」への元号変更のときに話題となっていましたが、天照大神(あまてらすおおみかみ)から授けられた『鏡』・『玉』・『剣』のことで、『草薙の剣』以外は、『八咫鏡(やたのかがみ)』と『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』があります。
「日本武尊(やまとたけるのみこと)」は、このうちの草薙の剣(くさなぎのつるぎ)を、父の景行天皇(けいこうてんのう)から授かり、東国へと戦いに出かけたのですが、戦いのなか日本武尊は病に倒れ、そのまま亡くなってしまいました。
尊は剣を名古屋市緑区大高町火上山に置いたまま、三重県亀山市能褒野(のぼの)の地で亡くなっています。
その後、尊のお妃の宮簣媛尊(みやすめひめみこと)が、その剣を熱田の地に祀ったという伝説が残っているそうです。
熱田神宮がお祀りする神様は、日本武尊が携えていた草薙の剣を祀ったことから、日本武尊であろうと思いきや、草薙の剣をはじめとする三種の神器を元々持っていた天照大神が祀られているそうです。
また、熱田神宮には愛殿神(あいどのしん)という五神があり、草薙の剣にゆかりの深い神々も祀られており、それが素戔嗚尊(すさのおのみこと)、日本武尊、宮簣媛尊、建稲種命(たけいなだねのみこと)の四神に天照大神を含めて五神とされているそうです。
素戔嗚尊は天照の弟で、ヤマタノオロチを退治した勇猛な神で、建稲種命は宮簀媛尊の兄で、日本武尊とともに東国に戦に赴き、その途中で亡くなった神で、尾張地方の繁栄の神として尊ばれているそうです。
(3)おすすめスポット
■「熱田区」内のショッピングエリア
名鉄「神宮前」駅から直結して、デパートの「パレマルシェ神宮店」があり、食料品からファッション、雑貨の他、クリニックやサービス関連の店舗などが入っています。
名鉄「神宮前」駅の前にある歩道橋から北の方向に進むと、大通りの東側に「熱田神宮前商店街」があり、昔ながらの風情を残している各商店が軒を連ねています。
JR東海道本線「神宮」駅の近くには「イオンモール熱田」があり、イオンと150の専門店、駐車場も3,200台の規模を誇り、お子様連れのファミリーから友達とのショッピングなどでいつも賑わっています。
また、名鉄「神宮前」駅から堀田方面に進むと、ホームセンター「DCMカーマ21熱田店」があり、日曜大工用品(DIYコーナー)、ペット用品(トリミングやペットホテル共)や各種家電用品などもあり大変便利です。