「東区」どんな街?
2024年07月28日 17:09
■「東区」どんな街?
(1)名古屋で最も歴史を感じるエリアのひとつ「東区」
「東区」は、名古屋で最も歴史を感じられる街のひとつだと言えます。
さらに、名古屋市を代表する大型のレジャースポットも完備している区内には、他の地域からもたくさんの人が訪れる街でもあります。
「東区」は、面積が7.71k㎡と市内で最も面積が小さい行政区です。
そして、2024年7月1日時点における「東区」の総人口数は87,791人、世帯数が49,008世帯となっています。
「東区」は、歴史をさかのぼると、武家屋敷の拠点となっていたため、歴史的な名所・旧跡が多くあり、今日に至るまで大切に保存されてきました。
また、尾張徳川家との縁が深い土地柄から、東区の東部にある「徳川園」や「徳川美術館」には貴重な徳川家ゆかりの品々や古書が展示・保存されています。
「東区」の中央エリアにあたる「白壁町」や「主税町」周辺は、名古屋市の街並み保存地区として指定されており、武家屋敷の風情をそのまま伝える黒塀のお屋敷が建ち並んでいます。
その東区白壁町1丁目には、国の重要文化財である「名古屋市市政資料館」もあり、東区が歴史上いかに重要だったかを物語っていると言えます。
さらに、「東区」には、名古屋の代表的なレジャースポットである「ナゴヤドーム」や「愛知芸術文化センター」や名古屋最大の繁華街である栄に隣接する大規模ショッピングエリア「オアシス21」もあり、大変便利な生活環境も整備されていると言えます。
「東区」の賃貸マンションやアパートは、月額の家賃相場は7万円台からとなっています。
間取りについては、1R~1LDKのものが最も物件が多く、月額の家賃は平均7.5万円程度です。少し広めの、2K~2LDKの物件で、月額家賃は平均10万円程度、ファミリー向けの3K~3LDKの場合で、月額家賃は平均12万円程度、4K以上の大型物件の場合、月額家賃18万円程度となっているようです。
新築分譲マンションに関しては、賃貸物件と比較すると出物は少なくなりますが、「東桜」・「泉」・「白壁」などの人気地区でも売り出しが限定的ですが行われているようです。
土地や新築建売住宅については、東区内のJR線や地下鉄の各駅を中心に、広い範囲で物件が販売されていますので、希望の予算と間取り・場所(学区)を考慮して、なるべく早く見学をすることをおすすめいたします。
(2)市民の憩いの場「名古屋市東スポーツセンター」
本格的な各種スポーツをされたい方は、地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」駅からすぐのところにある「名古屋市東スポーツセンター」がおすすめです。
スポーツセンター内には、子供から大人まで利用できる4種類の屋内プールのほか、トレーニング室、競技場、弓道練習場、会議室などが完備されているそうです。
各種競技場やスポーツ広場では、バスケットボール・バレーボール・バドミントン・卓球・テニスといったスポーツのほか、剣道や柔道なども出来るそうで、大勢の人が集まり汗を流していらっしゃいます。
(3)おすすめスポット
家族やカップルで、尾張徳川家のゆかりのスポットをめぐるツアーに出かけてみませんか!
JR「大曽根」駅または市バス「徳川園新出来」停留所近くに、とてもおごそかな雰囲気の旧尾張徳川家邸宅「徳川園」があります。
園内には、池泉回遊式の庭園があり、新緑や紅葉、季節の花として、牡丹や花菖蒲も鑑賞できるそうです。
夏にはライトアップされた美しい景色を楽しめる夜間庭園のイベントやお子様向けの各種イベントも企画されているとのことです。
また、隣にある「徳川美術館」では、徳川家康の遺品を中心に、1万点以上の展示品をご覧いただけるそうです。
(4)ファミリー向けレジャースポット
お買い物からグルメまでファミリーで終日楽しめるスポットとしては、地下鉄「栄」駅地下街からアクセスできる「オアシス21」が人気です。
長さ106m、幅36mもある大きなガラスの「水の宇宙船」が建物の上部にあり、近未来的な美しい外観は本当に見事です。
オアシス21には、ショップや飲食店などが30店舗以上あり、ゆったりとしたテラス空間でくつろぐこともでき、地上14mのところには遊歩道も設けられています。
また、「ナゴヤドーム」では、プロ野球の試合観戦やスポーツ大会はもちろん、アーティストによる各種コンサートやライブイベントなどが年中開催されております。
ナゴヤドーム周辺には、「イオンモール」などのショッピングスポットもあり、さまざまなグルメが楽しめるレストランやお食事処も充実しています。
是非、一度足をお運びいただきたい、おすすめのスポットになります。
(5)余談ですが…
■「日本棋院 中部総本部」
名古屋市東区橦木町1丁目にある、囲碁の「日本棋院 中部総本部」は、6歳から子供が天白区の囲碁教室へ通っていた事もあって、よく昇級/昇段試験や各種大会で、囲碁教室の先生やお友達のお母さん達に連れて行っていただいた場所になり、「東区」は割と馴染みがあるイメージがあります。
また、2018年7月末に行われた、「第15回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦 全国大会」の「中学校の部」において、「全国優勝」する栄誉に輝きました。(名古屋市立植田中学校)