ペットを飼いたい!
2024年07月28日 17:20
■「ペット」を飼いたい!
家を買ったら「ペット」を飼いたい!
現在、空前のペットブームで、テレビのペット番組や書籍のペット専門誌、ユーチューブやSNSのペットのほのぼの動画などが増えています。
また、「猫カフェ」や「ドッグラン」という動物好きにはたまらない、癒しのスポットもその要因の一つだと思います。
現在、日本は実に3世帯に1世帯がペットを飼っているのだそうです。
そして、「マイホーム購入」と「ペットを飼いたい!」という思いを、結びつけて相談される方が最近特に増えています。
本当に可愛いですし、一緒にいると癒されますし、幸せな気持ちになれますもんね!
マイホームを買ったら、ペットを飼いたい!
ペットが飼えるマンションを探しています!
●ちゃんとお世話するから犬を飼いたいって子供が言うんです!
●昔から奥さんが猫が好きで、絶対に飼いたい!
こんな相談が多く、弊社へも寄せられています。
「ご相談内容」
●マイホームを買ったら、ペットも飼うって決めてます。
●子供や奥さんが将来犬を飼いたいって言ったら飼うかも…。
●主人が一番ペットを飼いたいんですよ。
●私は猫派で、主人が犬派なんです。
●マイホームは、一戸建てで昔から大型犬を飼いたいです。
●ペット可のマンションで、できれば1階の専用庭付きが希望です。
●最近、友達が犬を飼って、だからうちも飼いたいです。
■キーワードは「計画的に!」
マイホームを探しはじめたら、将来ペット(犬・猫)を飼いたいかどうかを考えておくことはすごく大事なことです。
特にマンションの場合は、「管理規約」や「ペット飼育細則」などがあって、ペット飼育の禁止の有無やペット飼育のルールを決めてあることがほとんどです。
つまり「ペット可or不可」。
そしてペット可でも(規約による制限有り)という場合は、その内容についてもあらかじめ確認しなければなりません。
例えば、「小型犬(10kgまで)で1匹のみ飼育可、エレベーターや階段では必ずリードをつけて抱きかかえなければならない…」とか「他の居住者に迷惑をかけるようなことがあってはならない…」などの記載がある場合は、このルールを遵守しなければなりません。
特に「鳴き声や匂いの問題」もあるため、居住者との間でトラブルになってしまう可能性もあります。
マイホームを探しはじめたら、あらかじめ「どんな犬や猫を飼いたいのか…」、「ルールはどうなっているのか…」などを確認し、計画的に進めることが大事だと言えます。
■参考「ランキング10」
■ペットを飼って良かったと思うこと
①癒される
②家族の会話が増えた
③ひとりの時も寂しくない/怖くない
④遊び相手になる
⑤防犯に役立っている
⑥運動不足が解消された
⑦子供の情操教育になる
⑧規則正しい生活になった
⑨優しくなった/明るくなった
⑩友人が増えた
■ペットを飼って困ったと思うこと
①掃除が大変
②病院の治療費が高い
③旅行に行けない
④臭いが気になる
⑤お金がかかる
⑥家を長く空けられない
⑦世話に手間がかかる
⑧部屋が散らかる/傷む
⑨死がつらい(ペットロス)
⑩鳴き声などの近隣トラブル
■余談になりますが…
最近、相談の多い「ペットを飼いたい!」ということについて簡単にお話して参りましたが、犬や猫を飼うということは、「メリット」だけではなく「デメリット」もあるということを正確に理解しておくことが大切です。
■毎日のお散歩などのお世話が必要です!
飼い主であるあなたが、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、体調がすぐれない日も、仕事や子供のお世話で忙しい日でも必要になります。
また、犬や猫は季節の「換毛期」をはじめとする、日々のお掃除なども必要になります。
あと、ペットには、狂犬病予防注射やフィラリア予防など、各種予防接種やトリミングなども定期的に行う必要があります。
■食事やおやつで、絶対に与えてはいけないものがあります!
一例になりますが、「チョコレート」や「ネギ」、「玉ねぎ」、「ぶどう」、「カニやエビや貝類」、あと「人間が食べる味付けの濃いもの」などが挙げられます。
もちろん、誤飲や誤食してしまったときには動物病院へ行って処置が必要になります。
■「旅行」などへのお出かけにも、事前準備や制限が発生します!
最近徐々に増えてきていますが、「ペットと一緒に泊まれる宿」や「お出かけしてペットと一緒に入れるお店」は実際にはまだまだ限られています。
また、一緒に泊まるためには、「小型犬」に限るとか、宿備え付けの「誓約書」への記名・押印のほか、「予防接種の証明書」の確認が必要など、事前確認を要するケースも実際によく見かけます。
※飛行機で旅行する場合には、「ブルドッグ」や「フレンチブルドッグ」など、搭乗できない「犬種」も存在しますので、こちらも注意が必要です。
■当然、ペットも生き物になりますので、「病気」や「ケガ」のリスクも伴います。
人間と同じように、交通事故や落下事故が原因の骨折や脱臼などのケガも心配しなければなりませんし、ガンや心臓病、眼科疾患やてんかん発作などの病気の心配もしなければなりません。
現在は、「ペット保険」なども増えてきているようですが、保険に入っていないと、当然「治療費」も人間以上に高額になりますので、特に注意しておかなければなりません。
■ペットも歳をとり、場合によっては「介護」も必要です!
犬や猫の「平均寿命」は、種類や大きさにもより異なりますが、およそ「10歳~18歳」です。
人間と同じように、ペットも歳をとり、いつまでも元気なままではありません。
そして、場合によっては「介護」が必要になるケースも想定しておく必要があります。
■ペットロス…
実直的な話、「ペットロス」は必ずやってくる、非常につらい出来ごとです。
ペットは「家族」で、ずっと一緒にいることが当たり前になっていたことで、「ペットロス」から立ち直ることは時間が必要でしょうし、本当に簡単なことではありません。
いかがでしたでしょうか?
実直的な話、本当に「ペットを飼う」ということをこのタイミングで真剣に考え、ご自身の生活の「10年~15年後」も見据えながら、「責任」を持って飼育していくことが本当に大切だと私は考えます。
余談ですが、我が家も12歳になる小型犬を飼っていましたが、「グリオーマ」が発症し、いつもお世話になっていた動物病院の先生の紹介で、岐阜大学動物病院にて手術と放射線治療、抗がん剤治療を行い、5年半毎日てんかんを抑える薬を飲んでいました…。
そして、ペットロスは本当につらいです。でもこの12年間、何にも代え難いいっぱいの笑顔をくれて、とっても幸せな時間を一緒に過ごすことができました。
どうぞご参考まで。