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住宅ローンには どんな種類があるの?

住宅ローンには どんな種類があるの?

2024年07月28日 18:05

■住宅ローンのにはどんな種類があるの?


自分に合った住宅ローンを選ぶためには、まずどのような住宅ローンがあるのか基本知識を踏まえる必要があります。


その中から、いくつか見繕って情報を収集し、直接店舗へ足を運んで相談やシュミレーションを実施し、最終的に最適な住宅ローンを選ぶのです。

 

住宅ローン選びの最初の段階として、住宅ローンを融資する主体別に3つの種類に分けてご紹介していきます。

住宅ローンの種類

1.返済可能な額を軸に考える

住宅ローンは、融資する主体によって「民間住宅融資」「公的住宅融資」「協調融資」の3種類があります。また、金利タイプは(固定/期間固定/変動)や返済期間、手数料、サービス内容などによって、多彩な商品が揃っています。

 

住宅ローンは商品が多いだけに、自分のニーズに合ったものを選ぶ「目利き力」が求められます。マイホームの購入を検討する前から住宅ローンに詳しい人はあまりいないと思いますから、まずインターネットや書籍などを通じて情報収集することが必要です。

 

また、自分の貯金額や世帯収入額を踏まえておくと、どれくらいの値段の家を購入すればどれくらいの金額の住宅ローンになるのか、見当をつけておくとよいでしょう。直接銀行や住宅ローン会社などを訪れて、担当者にシュミレーションしてもらっても構いません。

 

住宅ローン選びのためには、金利や返済計画などを踏まえて「どれくらい借りられるのか」よりも「どれくらいの額なら無理なく返済できるか」という軸で考えると良いと思います。最終的に金融機関の融資判断は、この視点になることを知って、是非あなたに合ったベストな住宅ローンを探してください。


2.民間住宅融資と公的住宅融資とは?

住宅ローンのうち「民間住宅融資」と「公的住宅融資」の違いは、融資する主体のみならず種類の多さにあります。民間住宅融資の方が、圧倒的に数は多いです。

 

民間住宅融資とは、銀行、信用金庫、労働金庫、住宅ローン専門会社などといった民間機関が用意している住宅ローンです。「民間住宅融資」とひと口に言っても、1つの金融機関だけでもかなり豊富な数の商品があります。

 

例えば、あるメガバングの住宅ローンには、一般的なタイプに加えて「WEB申し込み専用のローン」「住み替えのためのローン」「リフォームのためのローン」などがあります。一般的なタイプの中でも、変動金利、期間固定金利、固定金利の違い、返済方法の違い、保証料内枠方式・外枠方式など複数の種類が用意されています。

 

公的住宅融資とは、公的な機関が主体となっているものです。例えば、会社で財形積立貯蓄をしている人向けの「財形住宅融資」や一部の自治体(県や市)の「自治体融資」があります。ただし、民間融資に比べれば数は少ないです。


住宅ローンの種類

3.長期固定金利のフラット35とは?

「フラット35」とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して行う「協調融資」になります。ただし、場合によっては民間住宅融資に分類されることもあるようです。

 

フラット35は、「フラット」の名の通り、借入時に決まった金利がずっと続く長期固定金利です。現在、記録的な低金利が続いていることもあって、人気を集めている住宅ローンのひとつになります。借りる立場からすると、長期固定金利は返済額が将来に渡って明確なので、ライフプランが立てやすいというメリットもあります。

 

前述の民間住宅融資の中にも、長期固定金利タイプの住宅ローンがないわけではありません。ただし、基準となる貸出金利が将来上昇したとしても、住宅ローンの金利を上げることができないので、金融機関からは敬遠されがちです。フラット35は、住宅金融支援機構が金融機関をサポートすることで、長期の固定金利での貸付をしやすくしたものです。

 

長期固定金利以外にも、メリットがあります。保証料や繰り上げ返済の手数料が不要ですし、物件に対して設計審査、現場検査による技術基準の適合チェックが行われるのです(※)。裏を返せば、技術基準をクリアしていない住宅には融資しないという、融資条件の厳しさがあるとも言えますが、一定の安心感につながるかと思います。

 

※各種性能評価などを活用する場合は、申請することで検査が省略できます。また、検査は融資条件である技術基準への適合不可を見るもので、住宅の性能や瑕疵がないことを保証するものではありません。

 

いずれにしても、弊社には住宅ローンの指定先銀行はありませんので、あなたにあった住宅ローンをじっくりと考えた上で選んでください。そして、是非「担当:伊藤」までお気軽にご相談ください。


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